◾️ 新製品『TriCaster Mini Go』を公開

Vizrt は、初心者向けの新モデル、『TriCaster Mini Go』を発表しました。『TriCaster Mini Go』は、あらゆるライブ配信者やコンテンツ制作者に、放送レベルの映像制作機能を提供します。メーカー希望小売価格は、本体製品価格 1,155,000 円 (税込)、バンドル製品価格 (本体とコントロールパネル同梱) 1,727,000 円 (税込) で、TriCaster シリーズの中で最も手頃な価格となっています。

『TriCaster Mini Go』は、小型な筐体に USB接続、NDI・SRT 対応、4 系統の入力、2 つの M/E (ミックスエフェクト)、HD 解像度のミックス出力などの機能を搭載しており、コンパクトながら高い性能を誇ります。

◾️ 『TriCaster Now』でクラウド対応を強化

『TriCaster Now』は、特定の場所に固定されることなく TriCaster ソフトウェアへアクセスするためのソリューションです。TriCaster のソフトウェアは、スタジオ、プロダクション施設、中継車、教育機関、企業など、動画制作が求められるあらゆる場所で導入実績のある、信頼性の高いソフトウェアです。

この柔軟性と拡張性に優れたオンデマンド型のプロダクションソリューションは、クラウド上で実行されます。NDI や SRT などの IP プロトコルを利用して、クラウド上のソースを様々な配信先に送信することができます。

システム全体の構築や制作の準備は、わずか 10 分以内で完了します。使用後は、電源をオフにするだけです。お客様が別途クラウド環境を整備する必要はありません。これにより、コストの削減と環境への負荷軽減を実現し、効率の向上が図れます。

Vizrt 社、製品管理部門グローバル責任者 Ulrich Voigt 氏は次のように述べています。

「TriCaster のクラウド対応は、コンテンツクリエイターにとっての柔軟性と拡張性を増大させるものです。シームレスな共同作業やリモート制作、魅力的なコンテンツの制作など、新しい可能性を追求する取り組みです。技術の進化とともに、私たちのソリューションも進化しています。TriCaster のクラウド化は、このクラウド時代に高品質なコンテンツを制作するためのツールをお客様に提供するという、当社の姿勢を示しています」

 

◾️ クラウドベースのスイッチャー『Viz Vectar Plus』が『TriCaster Vectar』として刷新

制作規模にかかわらず、ライブ映像制作を行うすべてのお客様が TriCaster の高機能を使用できるよう、大規模な制作向けの 4K 対応クラウドベーススイッチャー『Viz Vectar Plus』が、『TriCaster Vectar』として名称を変更し、TriCaster シリーズに加わります。

『TriCaster Vectar』は、お客様独自のクラウド環境にも導入可能です。ビット深度のサポートを強化し、高ビットレートによるストリーミング品質も向上します。これらの高度な機能は、近日中にリリースされる予定です。

新製品の登場により、クラウドベースのライブ映像制作には、『TriCaster Now』によるシンプルで標準的なアプローチと、『TriCaster Vectar』によるカスタマイズ可能な高度なアプローチの 2 つの選択肢が提供されます。