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製品情報

放送監視システム

 

放送事故を起こさないために

デジタル放送において、時刻パケット(TOT)内の時刻を誤って送出してしまうことは、受信機内の時刻を狂わせる要因となり、視聴者の番組予約録画が正常に動作しないなど の障害の原因となります。

また、チャンネル切り替えに必要なパケット(NIT)を誤送出してしまうと、チャンネル切り替えができないという障害が発生してしまいます。

そのような事故を防ぐために自主放送障害監視システムをご提案させて頂きます。

特徴

TOTパケットの異常検知 / NULL置換
PCレスで動作が可能
単体動作で、TOT監視・障害防止が可能です(MD-1-TOT)
許容量を自動算出→ワンボタンで再設定可能

CS,CATV局 運用システム図

地デジ自主放送障害監視システムは、
【TS監視システム】
【TOT/NIT監視・障害防止ユニット】
【TS同録システム】
の3つの組み合わせからなるシステムです


■TOT/NIT監視・障害防止ユニット

TOT/NIT監視・障害防止ユニット MD-1-TOT単体でもTOT/NITの監視・障害防止が可能です。
・最後に受信した正常なTOTとの比較
・リファレンスTS(監視TSとはことなる時刻に同期したもの)とのTOT比較


NTPサーバと同期しているクライアントPCを接続することで、TOTとPC時刻との比較を行います。

【構成1:TOT/NIT監視・障害防止ユニット単体構成】

・前回受信した正常なTOTを基準として、新しく受信したTOTとの比較をします。

・リファレンスTSのTOTと比較します(リファレンスTSには監視対象TSと異なった時刻に同期したものをご利用ください)。

・NTPと同期したTOT監視クライアントPCとの時刻を比較します。


■TS監視システム

TS監視ユニットWA-5を用い、TOT/NITの監視を含むTSの監視(パケットロスによる継続的あるいは瞬間的な映像ノイズ・音声ノイズの監視、メール通知)が可能となります。


【構成3:TS監視ユニット+TS監視サーバ+クライアントPC 】

・TS監視に重点をおいた構成です。
・詳しい状態が監視クライアントPCで確認可能です。
・TOT障害防止やNIT置換は行いません。


【構成4:TOT/NIT監視・障害防止ユニット+TS監視ユニット+TS監視サーバ+TS監視クライアントPC】

・構成3にTOT障害防止やNIT置換機能を追加した構成です。


■TS同録システム

フルTSをHDDに記録し保存します。期間は5日間から拡張次第で半年、1年も可能です。
記録時の圧縮(アルゴリズムはUNIX系OSで一般的なgzip圧縮)し、NULLパケットを含めた全ての取得TSデータを保存しますので、事後検証に有効活用することができます。


【構成5:TOT/NIT監視・障害防止ユニット+TS監視ユニット+
監視/同録サーバ+監視/同録クライアントPC】

・構成4に同録機能を追加した構成です。
・障害の事後検証に有効です。


MD-1-TOT 機能紹介

TS CaPID MD-1-TOT 全面

TS CaPID MD-1-TOT 背面


たとえば、こんな場合には… 下の画像は22時からビデオ録画予約をしている状態で、時刻情報がセットされたTOTが、22時直前から何らかの機器障害により誤った時刻にセットされた場合の動作をイメージしています。

この場合、自局が誤った時刻を送出してしまったばかりに、他局の番組に対する22時予約録画が正常に動作しない可能性が出て参ります。


そこで、MD-1-TOT は、放送されるTS内に誤った時刻のTOTを発見すると、自動的にそのTOTが出力される前にNULLパケットに置き換え、同時に管理者にアラームを通知する機能を持ちます。
また、WA−5との組み合わせによりTOT監視およびTS監視をすることも可能です。

時刻情報がセットされたTOTパケットをNULLパケットに置き換えることで、放送として時刻情報が出力されなくなりますが、元々多くの受信器では最後に受信した時刻を元に自走で時刻を進めてゆく機能を持ちますので、一時的にTOTが欠落しても、誤った内容のTOTを出力する場合と比べれば、障害レベルを大きく下げることが可能です。

このように、MD-1-TOT は、重大な障害を含んだデータを無難なデータに置き換えて、重大な放送事故を影響の少ない放送事故に変えてしまうことが可能な製品です。


放送の時刻誤りを未然に防ぐ

・TOT障害、機器障害発生時に、それぞれエラーレベルとワーニングレベルの接点出力が可能です。
・時刻ずれを7セグLEDに表示可能です。
・TOTパケットの異常検知 / NULL置換します。
※ 放送TSと入力され時刻情報(Ref.TOT、LAST_TOT(放送TSから最後に取得した正常なTOT)、NTPサーバと同期したPC時刻)を元に判断して削除します(NTPから同期判断する場合はPC接続が必須となります)。
・NITパケット変化検知(入替機能)
※ ユニット内部に記憶しているNITパケットと比較を行い、変換を検知した場合、ユニット内部に記憶しているNITパケットへ入れ替えます(ただし、PC接続が必要となります)。
・NITパケットの変化前後比較機能(PC接続時)
・PCレスで動作が可能。
・正常なLAST_TOTやRef.TOTを元に、許容量を自動算出します(ワンボタンで再設定可能)。



WA-5 機能紹介


TS CaPID WA-5 全面

TS CaPID WA-5 ユニット仕様はこちら


MD-1-TOTと組み合わせて使用可能なTS/TOT監視ユニットWA-5です(WA-5単体でもご使用いただけます)。MD-1-TOTとの組み合わせ時の機能については下記の比較表をご覧ください。
TS/TOT監視ユニットWA-5は人の目では把握しきれない【TSの監視】に重点をおいたユニットです。機能として、下記の機能がごいざます。

>>> 画面を拡大する

■WA-5 監視機能

・NITパケット変化検知
・TS監視機能
    各パケットの連続性指標、タイムアウト監視
    放送内容(PAT&PMT記述)に連動し、番組休止判定
    PIDツリー構造取得
    同期バイト、TSインジケータ監視
    サービス名取得
    スクランブルビット検知
・NITパケットの変化前後比較機能

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MD-1-TOT / WA-5 監視機能比較表


 
TOT監視・削除
NIT監視・削除
MD-1-TOT
PC接続あり
PC接続なし
◎(※1)
△(※2)

 
TOT監視
NIT監視
TS監視
WA-5
MD-1-TOTあり
×(※3)
×(※3)
MD-1-TOTなし

◎…自動監視・削除機能オン
○…設定により監視・削除機能のオン/オフ可能
×…機能なし

※1:NTPに同期したPC時刻との比較は行えません。

※2:リセットボタンを押したときにNIT取得をし、変化が起きた場合にエラー表示します。

※3:TOT監視、NIT監視はWA-5の機能としてはございますが、MD-1-TOTとの組み合わせの場合にはMD-1-TOTの機能が優先されます(WA-5の機能は使用いたしません)。

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